БҮГД ТАВТАЙ МОРИЛОГТУН!

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Wednesday, March 27, 2013

ЯПОН ХЭЛ БА МОНГОЛ ХЭЛ (ШУВУУ БОЛОН ӨНДӨГ)


日本語とモンゴル語一トリとタマゴと一
小沢重男

§1. 糸統論的観点から眺める時、日本語は、現在のところ、孤立的位置にあるというのが学問的には正確な表現といえよう。しかし、日本語の糸統解明の試みは、国の内外を問わず、以前より行なわれて来たし、又現に行なわれている。ごく最近では “日本語とドラブダ系の言語、特にタミール語との間には、濃密な関係があるのではないか”という大野晋博士の見解が、日本の学界及び ジャーナリズム界をにぎわしている。
私は、永年、日本語とモンゴル系の言語との関係を追求しているが、この二言語の間に系譜関係を認め得るか否かについては確言を留保して来ている。それは、“系譜関係を認め得る”という肯定的表現を学問的な立場から言明するには、決定的な根拠に未だしの感を覚えるからであり、又“系譜関係は認め難い”という否定的見解を表現することにも、私が今まで知り得た幾つかの事実が、それを躊躇させるからである。